2024.05.28
株式会社モビーディック様 赤鬼スタジオ にTurbosound TFM152M とLAB.GRUPPEN IPX 2400が採用されました。
IPX シリーズはIDEEA (IntelliDrive Energy Efficient Amplifier) テクノロジーによる省電力化で、主電源の低消費電力化を実現し、企業のAVシステムなどの常設設備やライブPAでのスムーズなセットアップなど、コンパクトでパワフルなソリューション型パワーアンプです。
入力信号のミキシング、DSP制御やリミッターなど、すべての設定パラメータはフロントパネルにある2つのナビゲーションボタン、ロータリーエンコーダー、バックライト付きディスプレイを使ってアクセスできます。チャンネルごとのミュートボタンも用意されており、ユーザープリセットを最大100個まで本体に保存できます。
IPX シリーズはAES3デジタル入力を標準装備しており、デジタルコンソールのステージボックスに直接接続できます。また、AES3入力には、デジタルドメイン内のサンプルレート変換機能が搭載されているため、D-A / A-D変換を必要としません。
また、AES3入力はアナログへの自動フェイルオーバーを設定することができます。
さらに、4つの入力すべての入力信号がミキシング可能で、出力側にはバインディングポストまたはNuetrik社製のSpeakONを使用することができます。
【一般】
◆ 出力チャンネル数:2
◆ 最大出力:800 W (2 Ω) / 1200 W (4 Ω) / 600 W (8 Ω)
【コントロール】
◆ フロント:電源スイッチ、DSPセクション ロータリープッシュエンコーダー
メニュー、戻る、ミュートのボタン(チャンネルごと)
【システム】
◆ 出力電圧:100 V peak / 70 V rms / 39.2 dBu
◆ 最大出力電圧の入力感度:6 dBu
◆ 出力電流:20 A rms
◆ 出力回路:Class D
◆ 歪み率(20 Hz – 20 kHz @ 1 W):< 0.1%
◆ 歪み率(1 kHz, 1 dB below clip): < 0.05%
◆ 出力ノイズ(A-weighted):-65 dBu
◆ SN比:> 104 dB
◆ チャンネル・クロストーク:> 80dB @ 1 kHz
◆ 周波数特性:10 Hz to 20 kHz, +0.5/-1 dB / 5 Hz to 40 kHz, -3 dB
◆ 同相信号除去比(CMR):> 50 dB
◆ ゲイン(すべてのDSPコントロール設定=0 dB):33 dB
【インジケータ】
◆ Power:赤色
◆ Limit チャンネル毎:赤色
◆チャンネル毎のシグナル / ミュート:シグナル(緑)、ミュート(赤)
【デジタル信号処理(DSP)】
◆ ディスプレイ:LCD 128 x 32、白のバックライト付き
◆ ファンクション:40個のマルチスロープパラメトリックイコライザー
調整可能なハイパスフィルターとローパスフィルター
入力と出力の遅延(それぞれ最大2秒)
複数のフィルタータイプとのクロスオーバー
◆ プリセット:100 プリセット
【コネクター】
◆ アナログインプット:2 x XLR
◆ アナログインプット インピーダンス:18 kΩ アンバランス / 36 kΩ バランス
◆ 最大アナログインプットレベル:20 dBu
◆ デジタルインプット:1 x XLR (AES3 デジタルフォーマット)
◆ リンクアウトプット(アナログ):2 x XLR
◆ リンクアウトプット(デジタル):1 x XLR (AES3 デジタルフォーマット)
◆ スピーカーアウトプット:2 x ロック式スピコンコネクター、2 x バインディングポスト
◆ ネットワーク コントロール:1 x RJ-45
【保護機能】
◆冷却:連続可変速ファン、前面吸気 / 後面排気
アンプ保護:(熱、DC、過電流)保護
◆回路保護:起動時と終了時の動作を制御、DCフォルト保護
【電源、電圧】
◆ 公称電圧:100 VAC, 50 / 60 Hz
◆ 消費電力(定格電力 1/8 @ 4Ω):500 W
◆ 待機時の消費電力:< 7 W
◆ コネクター:標準IECコネクター
【寸法/重量】
◆ 寸法(高さ x 幅 x 奥行):44 x 483 x 423 mm
◆ 重量:7.0 kg
IPXシリーズの核となるのは、直感的で高速なGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェイス)を備えた「IPX Controller」ソフトウェアです。
ネットワーク上の各デバイスのDSPパフォーマンスをあらゆる面から強力にコントロールすることができるIPXコントローラーは、Windows OSに対応しており、タッチパネルでの操作を念頭に置いて設計されています。
IPXプラットフォームの心臓部には、最先端のDSPエンジンが搭載されており、最大40個のリアルタイム・マルチスロープ・パラメトリックEQ、調整可能なゲイン、入出力ディレイ、任意の周波数に調整可能なハイパスフィルターとローパスフィルターを備えています
また、接続されているすべてのアンプは自動検出されて、ネットワーク上で監視とコントロールを行うことが出来ます。GUIは、タッチベースのデバイス用に設計されており、直感的なセットアップやDSPパラメータのプリセット保存に加えて、複数のアンプをグループ化してコントロールすることもできます。
更にソフトウェアで制御される「Speaker Protect Limiter」によって、ラウドスピーカー・システムを保護します。
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