株式会社モビーディック様 赤鬼スタジオ にTurbosound TFM152M とLAB.GRUPPEN IPX 2400が採用されました。
アーティストを下支えする一流のローディー/テック集団としてその名を知られる株式会社モビーディック。
同社が営む完全プロユースのリハーサルスタジオ「赤鬼 STUDIO」の「天国スタジオ」と「地獄スタジオ」にTurbosound TFM152M とLAB.GRUPPEN IPX 2400が採用されました。その導入の経緯を赤鬼 STUDIOのご担当者 鷲崎氏にうかがいました。
鷲崎氏(以下略):モビーディックは楽器テックの会社として始まりました。その時は会社が恵比寿にあったこともあり、EBISU GANG(エビスギャング)という楽器のメンテナンスや改造、中古販売をするお店を作り、それから2001年に祐天寺に移転しこの場所で赤鬼 STUDIOをオープンしました。
テックの依頼を受けるのはロックバンドが中心なのですが、スタジオがあればそこで音を作ることができますし、バンドさんが来てくれることで仕事全体がスムースになります。
同じような理由でEBISU GANGもこの本社ビルの中にあります。スタジオやお客様のエフェクターやアンプの修理など即対応できます。
前のフロアモニターはスタジオを作った当時に導入したもので「懐かしい音」と言ってくださるお客様もいらしたのですが、20年以上も使ってきてだいぶへたっていたので一新することにしました。
他メーカーのものといろいろ聴き比べて検討して、音の聴こえ方とサイズ感がちょうど良いTFM152Mにしました。
以前のアンプが故障するようになったので、これも様々な製品を聴き比べて選びました。前のアンプは3Uあったのですが、IPX 2400は1Uで省スペースになったのもよかったです。
現代的な音になったという感想です。スタジオを使われるアーティストさんにも好評です。今はイヤーモニターを使うアーティストも多いのですが、体で音圧を感じたいというリクエストがあるのでフロアモニターは必要です。
これまでのものは大きく重かったので一人で持つのは億劫でしたが、TFM152Mになってからはだいぶ楽になりました。取り回しも良く、スタジオが広く使えるようになりました。
基本的にはフロアモニターとして使っていますが、ドラムのために台に乗せて立てて使うことはあります。
貸し出し用やコンサート用として使っています。足の向きが変えられるのでスペースを有効利用できて実用的ですね。軽くて持ち運びも楽です。軽い分、野外で風が強い時は砂袋を錘にして使うなど工夫しています。
※モビーディック様のRAT Stands ジャズ・スタンド Ⅱの導入事例はこちら(べステックオーディオHPへリンクします)
赤鬼 STUDIOは、ROCKな雰囲気とテクニシャンの情熱が入り混じった、独特なエネルギーに満ちた空間です。その空気感はそのままに、フロアモニターを更新することで、天国と地獄の両スタジオは更なる進化を遂げました。これからここを利用するバンドの演奏は更なる磨きがかかることでしょう。
株式会社モビーディック
東京都目黒区中町2丁目10番地3号
https://www.mobydick.asia/
赤鬼 STUDIO
https://www.mobydick.asia/akaoni.html
EBISU GANG
http://www.ebisugang.com/