USEDレコードのオンラインショッピングモール SOUND FINDERが手掛ける ギンザレコードは、レコードとオーディオのセレクトショップとして有楽町の阪急メンズ東京7Fで人気を集めています。

その2号店として台東区蔵前に2023年1月にオープンした『ギンザレコード クラマエ』に、Cornered Audioスピーカーを中心とする音響システム一式が導入されました。

  • Cornered Audio C6TRM ×2
    狭指向性スピーカー。6インチ ウーハー、1インチ ホーンローデッド ツイーター
  • Cornered Audio C8S ×2
    壁掛けも可能な薄型サブウーハー。8インチウーハー+8インチスレイブウーハー
  • Lab.Gruppen CA2402 ×2
    コマーシャル・パワーアンプ。2×240W
  • MIDAS M32C
    ラックマウントミキサー。40ch入力/25ミックスバス
  • MIDAS DL16
    ステージボックス。16入力/8出力

左:C6TRM(グリルネットを外して撮影) 右:C6TRM と C8S

音響システムについて。株式会社 sound design. 大内様

BGMはもちろんのこと、店頭でミニライブやトークショーを行いたいという要望に応えるために選ばれたのがCornered Audioだということです。システムプランニングを担当された株式会社 sound design. 大内様に詳しいお話を伺いました。

どうぞよろしくお願いします。まずは株式会社 sound design.様の業務内容を教えてください

sound design. 大内様

コンサートツアー、イベント、展示会、放送などのPA業務。それから 店舗、テーマパーク、ジムなどの設備音響・映像・照明機器のプランニング、施工、管理などを行っています。

システム構築にあたり、お店からのリクエストはどのようなものだったのでしょうか

店舗にて定期的にミニライブ・トークショーを開催したい。開催のないときでもBGMを流していたいというご要望がありました。

Cornered Audio以前の音響システムでは問題があったのでしょうか

こちらはアナログレコード専門店であり、ハイエンドオーディオも扱う店舗様です。以前はいわゆるハイファイスピーカーを使用しBGMを流していましたがライブやトークショーのお話があった時に、やはり耐入力の点でハイファイスピーカーでは難しいということになり、今回のシステムを提案させていただきました。

そのご要望に合わせて、どのような経緯で機材を選んでいったのでしょうか

まずは店舗に溶け込むようなデザインを探していたところCornered Audioと出会いました。Cornered Audioはいわゆる普通の四角いPAスピーカーではなく、目立たない作りでありながらも店舗にマッチしたデザインです。

アンプは弊社がコンサートツアーでも使用しているLab.Gruppen。力強さはもちろん繊細な高域から引き締まった低音がどの機種においても妥協なく再現されるのでLab.Gruppen一択でした。

Lab.Gruppen CA2402、MIDAS M32C、MIDAS DL16

カウンター下にまとめられたアンプとミキサー類。上からLab.Gruppen CA2402、MIDAS M32C、MIDAS DL16

M32CとDL16について言うと、店舗様において重要な事の一つはスペースの問題です。小型とはいえミキサーをカウンターの上に設置するのは難しい。M32Cなら1Uサイズの本体をカウンターの下の空きスペースに収容でき、ライブの時はPCだけを出して操作ができます。それからM32Cの Scene(シーン)にライブのパターンと通常営業のBGMのパターンなどを入れておけば、お店の方が簡単にリコールして操作ができます。

DL16は伝統のMIDAS PROマイクプリアンプを持ち、音質はもちろん16in 8outと2Uながら余裕の入出力。ライブでの入力に加えBGM用のプレーヤー入力にも余裕で対応します。

スピーカーの設置に関してご感想はありますか

設置に関しては、簡単に取り付けられました。本体は4ヶ所の取り付けなので落下の心配はないのですが、しいて言うならもう一ヶ所セキュリティが取れると安心かなと思いました。

本体を固定する専用金具は天井と4点で固定されているが、セキュリティ策としてブラケット(左の白い板)も取り付けている

設置した機材を鳴らした感想を教えてください。当初の目的はどれくらい果たされましたか

こちらの店舗様はアナログレコード専門店ですので、アナログ特有の温かみ・ダイナミックさも必要とされます。いつも店舗でかけているアナログ盤を再生したところ音色的にバッチリハマりました。デジタルプレーヤーも痛い成分は無くハイエンドが綺麗に伸びていく感じでした。

このお店の今後の課題などがあれば教えて下さい

この店舗は縦に長い長方形ですので、今後はリアにもC6TRMを取り付けて、通常営業時のBGMの音圧の均一化を図っていければと思います。ギンザレコードは他にも店舗がありますので、今後は同じ音環境を作っていけたらと思ってます。

店頭ライブの模様

続いて、2023年9月22日にギンザレコード クラマエで開催された店頭ライブの模様をお伝えします。

ライブでの実感 大内様

天井から音を降らせるため、会場が満員でも後方まで音が自然に届きます

今回はアコースティックギターでの弾き語りライブでした。現場で音を出してみていかがでしたか?

sound design. 大内様

良かったです。アンプがCA2402(2ch × 240W)でライブができるというのがすごいです。

それからサブも良いですよ。この外観(薄型コンパクト)でもちゃんとPAができます。生バンドが入るときは別の選択肢もありますが、アコースティックギターの弾き語り演奏だったらこれで十分だと思います。

ギンザレコード クラマエ 水谷様

最後に、ギンザレコード クラマエ の水谷様に感想をうかがいました。

店頭ライブは満員で大成功でした。手応えはいかがですか

ギンザレコード クラマエ 水谷様

これからもこのようなイベントを続けていきたいです。店頭で様々なイベントをするためにこのシステムを導入しましたが、実際にライブを聴いてみてこれで良かったと思っています。

通常営業で毎日Cornered AudioからBGMが流れていますが、どのようなご感想をお持ちですか

音の輪郭がはっきりしていて分離が良いと感じます。BGMはアナログレコードで流しているのですが、その中域の気持ち良いところも良く聴こえます。部屋のどこにいても聴こえるので、音に包まれているような気持ちになりますね。

Cornered Audioは一般的なものと違って「スピーカーが付いてます」という感じがしないのが良いですね。スピーカーのニュートラルなデザインが店舗に調和していると思います。これだったらどんな店舗にも合うのではないでしょうか。総合的に、見た目と音のバランスがとても良いですね。

水谷様、大内様 イベントでお忙しい中、ありがとうございました

アナログレコード盤と厳選されたオーディオのセレクトショップであるギンザレコード クラマエのシンプルで美しい店内装飾にCornered Audioは”目立たずマッチ”しました。そしてBGMからライブまで、オーセンティック(Authentic)な音をオーディエンスに届けています。ギンザレコード クラマエに立ち寄った際は、ぜひアナログレコードで奏でられるBGMに耳を澄ましてみてください。

GINZA RECORDS & AUDIO KURAMAE(ギンザレコード クラマエ)

東京都台東区蔵前2-1-23 3F
@ginzarecords_kuramae

株式会社 sound design.

東京都渋谷区東1-3-1 常盤松ロイアルハイツ604
https://www.sounddesign.tokyo/

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