「あいめっせ」の愛称で親しまれる姫路市男女共同参画推進センターに、この度Turbosound TCSシリーズとLAB.GRUPPEN PLM12K44を導入いただきました。

「あいめっせ」は、世界文化遺産に認定されている姫路城の近くに位置し、男女共同参画社会の実現を目指した講座や講演会を実施する他、ホールや料理室などのさまざまな活動に利用できる貸室を持つ施設です。

トップに15インチフロントロード・サブウーファー TCS115B、その下に後方客席向けのデンドリティック・ウェーブガイドを搭載した2Way 15インチフルレンジ・ラウドスピーカー TCS152/64、一番下に前方客席向けの TCS152/94の2/1対向の構成です。
TCS152/64と/94は縦吊りの場合の水平指向性がそれぞれ60°と90°、垂直指向性はどちらも40°となっていますが、今回は横吊りのためホーンを90°ローテーションさせて設置されています。

lakeプロセッシング・テクノロジーを搭載したパワーアンプ LAB.GRUPPEN PLM12K44でドライブしています。PLM12K44はClass DのトポロジーとClass Bのサウンド・クオリティーを両立させた独自の技術であるClass TDを採用しており、オーディオ・シグナルは常にアナログ・ドメインに留まり、スイッチング回路を通らないため、ピュアな音響特性を維持することが可能です。
各lakeモジュールには、Load Library内にあるTurbosound各モデル専用のプリセットをロードし、オーディオはDanteで接続されています。

サイドスピーカーとインフィル用スピーカーには、Turbosound「TPX152」、「TPX122M」を採用いただきました。パワーアンプはLAB.GRUPPEN「IPD2400」で、内蔵しているDSPにそれぞれのスピーカーのEQデータを入力しています。

神戸国際ステージサービス株式会社 川手様より、今回導入に至った経緯を伺いました。

「メインスピーカーは流行に関係なく長期間使用することができ、導入後もパーツ供給やサポート面で安心できる会社のものがいいと考えていました。実際にTurbosound社のスピーカーの音を聞き、今回導入に踏み切りました。また、パワーアンプについても以前弊社にて施工・導入した実績があり信頼性の高いLAB.GRUPPENを選択しました。」

実際に導入してからの感想は「ウェーブガイドのおかげで均一なサービスエリアが得られ、大変満足しています。音がしっかりしているのがTurbosoundのスピーカーらしさだと大変満足しています。」と好評をいただきました。

上から「TCS115B」「TCS152/64」「TCS152/94」。ホーンを90°ローテーションし垂直方向80°の指向性を構築

「PLM12K44」に搭載されたlakeプロセッサに専用プリセットをロード

「TPX122M」「TPX152」は移動用システムとしてご採用いただきました

IPD2400に内蔵のDSPにはTPX用のEQデータが入力されています

姫路市男女共同参画推進センター
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