富良野文化会館(サンエーホール)様にLaON ワイヤレスインカム LT750システムを導入いただきました
昨年秋に、LaON Technology社のワイヤレスインカム LT750 システムを導入いただきました、富良野文化会館様に運用方法やご感想などを伺いに訪問させていただきました。
インタビューにお答えいただいた方々:
富良野市 市民生活部コミュニティ推進課 文化スポーツ係 係長 墓田将之氏
ふらの演劇工房 富良野文化会館音響担当 長谷川浩一郎氏
アビックラボ株式会社 システム技術 太田和貴氏
墓田氏:建物の老朽化により、市庁舎と文化会館を統合し建替え、2022年10月に再稼働しました。新しいサンエーホールは音響反射板を備えており、音楽演奏をコンセプトにした座席数516を有するホールです。市民の皆様がピアノや尺八などの演奏に利用いただくことが多いです。
長谷川氏:市内には「富良野演劇工場」という演劇に特化した劇場があり、この度のホール建て替え構想段階より音楽と演劇との「すみ分け」を考慮したとも聞いております。
長谷川氏:はい、前ホールでは主に演出、舞台担当等が有線を使うことが出来ない離れた位置からの指示出しが主だった用途でした。
長谷川氏:はい、初めて使われる市民にも簡単な説明ですぐに混乱なく利用いただいております。音質については以前の物より格段に良いと感じています。ベルトパックも小さく、更に特質すべきは子機にマイクゲインが付いている為、舞台袖など小声で指示を出さなければならないという様な使用時においても問題が無いところです。有線インカムとの相性も問題ありません。
太田氏:ベースステーションBS750を音響調整室に、アンテナのRBS75を上下の舞台袖に1台ずつと客席内に1台 合計3台を設置しています。
長谷川氏:反射板がでていても想定されたエリアは問題なく通話はできています。
長谷川氏:エリア外であるホワイエと舞台ホールでの相互通話ができたらというのが運営後に感じたこととして挙げられます。舞台、ホールの状況と共に、ホワイエのお客様の集客状況も把握しながら市民で催しを行う場合などに特に感じます。また、出演者が多い場合ホワイエにある会議室を楽屋として利用することもあるのでその様な使用時の通信手段としても使えたらさらに良いですね。