TANNOY 概要

TANNOY社は1926年に設立して以来、ホームオーディオとショッピングモールや空港、駅、ホール、会議室、レストラン / バーなどの飲食店、ブティックなどといった業務用のスピーカーを開発、販売してまいりました。

TANNOY社の代名詞的な存在である”同軸ドライバー”はプレミアムサウンドでラグジュアリーな空間を演出する店舗のBGMにおススメです。

また、DSPによるビーム・ステアリングが可能なQFlexシリーズはスピーチの明瞭度が重要な会議室や講義室、ホール、議会場などに多く導入されています。

この他、TANNOY社が特許を取得しているICTドライバーなど豊富なラインナップを揃え、店舗のBGMやイベント、会議室、宴会場、空港、駅、学校、教会など屋内屋外の設備に導入されています。

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製品

天井取付型


会議室や講義室、ショップ(店舗)などの天井(シーリング)に取り付けるスピーカーです。
内装や意匠に応じてカラーも黒色、白色をご用意しております。

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壁掛け型


防塵防滴仕様や景観に配慮したスタイリッシュなサーフェスマウントモデルをラインナップ。
屋内施設はもちろんのこと屋外(アウトドア)での使用も可能な露出型のオールラウンドスピーカーです。

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ペンダント型


照明器具の天吊りや空調システムと共に部屋のデザインに溶け込むシンプルなデザインで天井の高いショッピングモールや吹き抜け商業施設などに適しています。

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ポイント・ソーススピーカー


SRの用途(スタンド立てやコンパクトフットモニターを含む)や小中規模固定設備においてもオーディオ・クォリティにこだわった、TANNOY社オリジナルの同軸ドライバーを搭載した製品がラインナップされています。

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サブウーファー


固定設備からポータブル・ライブPAまでより重低音のサウンドが求められるアプリケーションに対して高品位な低域補完を提供します。

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コラム型


垂直軸の下方向にカバーエリアを拡張する非対称垂直拡散機能「FAST™ (Focused Asymmetrical Shaping Technology)」を搭載。
スピーカーを傾けることなく壁に設置が可能です。
会議室や視聴覚室、博物館、レストラン、ショッピングモール、体育館などの屋内使用に加え屋外での使用も可能です(IP65準拠)。

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ステアリング型


垂直軸方向をソフトウェアで可変(ビームステアリング)できるQFlexシリーズ(パワードスピーカー)をラインナップしています。
講演会や会議室、ショッピングモール、駅、空港などで残響の多い場所で明瞭度や
内容を正確に伝えなければならない場所に適しています。

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スピーカー・オプション


天井取付型スピーカー用のグリルや非吊り天井向けの金具をご用意しております。

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取付金具(設備用)


壁掛け型、ポイントソーススピーカー、コラム型スピーカーにアングル(角度)を付けて取り付けたい場合の専用金具をラインナップしています。

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インターフェイス


VNET用のUSB / AES3 / Danteの各種インターフェイスやラックマウントキットをラインナップしています。

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テクノロジー

Dual Concentric Driver™

革命的なシングルマグネット仕様の第三世代同軸ドライバー

1947年、TANNOY社はポイント・ソース・トランスデューサーを開発しました。Dual Concentric Driver™と呼ばれるこの同軸ドライバーはウーハーの中心にツィーターをはめ込むという革新的なアイディアが盛り込まれ、水平垂直方面への均一な音の放射を実現しました。これにより抜群の定位感、耳に優しいサウンドが得られます。

Dual Concentric Driver™は開発から70年以上経った今も受け継がれている、真のポイント・ソース・ドライバーと言えます。

●Dual Concentric Driver™についてより詳細な解説はこちら


 

ICT Driver™ (Inductive Coupling Technology)


ICT Driver™は、TANNOY社が特許を取得している「クロスオーバー不要」のワイヤレス電磁誘導ツィーターを使用しているドライバーです。

ジュラルミン・ドーム・ツィーターはウーハーの中心に埋め込まれており、ボイスコイル内で発生する磁場に電磁誘導されて発音します。ウーハーが故障しない限りツィーターが鳴り続けますので耐久性が要求されるBGM、PAに適しています。同軸上にツィーターがありますので抜群の定位感を得ることができ、心地よいサウンドを提供します。

●ICT Driver™についてより詳細な解説はこちら

 

この他のテクノロジー

  • 第三世代目のデュアル・コンセントリック・ドライバー
  • Q-Centric
  • FAST
  • Beam Engine

会社沿革

1926年
Guy R. Fountainがタルスメア・マニュファクチュアリング社をロンドンで設立。その後、スコットランドのコートブリッジに本社を移し、”TANNOY”を商品登録、社名をGuy R. Fountain Limitedに変更

1928年
Tannoy社に社名変更

1930年代
スピーカーブランドとして革新的な設計者、製造業者の一つとして広く認知される

1940年代
有名なスポーツ会場や州のイベント会場といった公共設備、さらに戦時下の国防省にPAシステムを提供

1947年
デュアル・コンセントリック・ドライバー(DC)がデビュー

1990年代
商業設備マーケットに焦点を合わせたプレミアムシーリングスピーカーの発売を開始

2014年
Tannoyは第三世代目となるDCドライバーを発売

~現在
Tannoyは設備マーケットだけではなくミュージシャンやスタジオ等でも活躍の場を広げている