韓国:LaON TechnologyのGenieインターカムシステムが、ソウルの江南に本社を置くクリエイティブメディア制作会社「Giantstep」のVRスタジオに採用されました。

長編映画、コマーシャル、ミュージックビデオ、テレビ番組を制作するGiantstepは最近、ビジネスの拡大を行い、最先端の技術アップグレードを施した新しいVRスタジオを設立しました。同社は、FD、カメラ、音響、照明クルーのための無線通信だけでなく、特定の場所にいるディレクターのための通信ソリューションを必要としていました。Genieは、1台のベースステーションで、キーパネル(有線)とワイヤレスベルトパックの両方の通信に対応し、高額なマトリックスシステムや外部接続が必要な別のワイヤレスインターカムシステムを必要とせず、効率的でスケーラブルなシステムが提供できるため選ばれました。

Kyma Systemsは、Genieを含むスタジオのすべてのAV機器の設計、インストール、実装を担当しました。主なGenieデバイスには、BS1000ベースステーション、メインスタジオ用のRA100リモートアンテナ、独立したコントロールルーム用のRBS85リピーター、3台のGRP8キーパネル、20台のBP850ワイヤレスベルトパックに加え、各種ヘッドセットとイヤーセットが含まれます。

スタジオは、アリーナやスタジアムなど、インターカムシステムを必要とする従来の会場よりも規模が小さいため、各端末は、限られたスペース内で適切なオーディオレベルに完璧に配置・調整する必要がありました。ここで、GenieのPoE対応で拡張性のあるIPベースのシステムが、複数の通信パスを使用した際にその能力を発揮しました。Giantstepは、インストール後に、「音の明瞭度が優れており、大量のベルトパック接続チャンネルに満足している」と述べました。

今年の初め、Giantstepはパンデミックの最中に行われた『Beyond Live』コンサートでSM EntertainmentのK-popアイドルと協力し、ライブストリーミングされたショーにリアルタイムのARコンテンツを使用しました。韓国でモバイルデバイスから参加できるリアルタイムのオンラインコンサートにAR技術が適用されたのはこれが初めてとなりました。イベントは、Naver V Liveを通じて世界109か国にライブストリーミングされました。このような制作の際、Genieはすべての制作チームメンバーに各ポジションで信頼性の高いコミュニケーションを与えてくれます。







※12月4日にWorshipAVLで公開された「Giantstep selects Genie intercom system from LaON」より
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