WindowsとMilanをつなぐドライバーの提供

JOYNEDは、MU16 Milan USBオーディオインターフェース専用のASIOドライバーをリリースし、Windows 11上で動作するプロフェッショナル・オーディオ・アプリケーションとの連携を拡張しました。

このドライバーにより、MU16のすべての16入力/16出力チャンネルへのアクセスが可能になり、48 kHzおよび96 kHzのサンプリングレートの選択や、バッファー設定の調整が可能です。ユーザーはWindows上でMU16の全機能を活用できるようになり、システム環境に応じてレイテンシーとシステムの安定性を最適化できます。

新しいASIOドライバーの追加により、MU16はプロフェッショナル向けWindows用オーディオソフトウェアとMilanネットワークを直接つなぐ架け橋となります。ライブサウンド、測定、レコーディング、さらにイマーシブオーディオの制作フローなど、幅広く活用できるようになります。

PA解析と測定

Smaartなどのアプリケーションは、MU16を介してMilanネットワークからの信号にアクセスでき、システム調整、PA解析、本番中の測定を行うことができます。

16の入力・出力チャンネルすべてを利用できるため、エンジニアはコンパクトで携帯性の高いインターフェースから、複数の測定ポイント、リファレンス信号、システム出力を集約して扱うことができます。

アウトボードVSTプロセッシング

MU16は、LiveProfessorやWaves SuperRack PerformerといったソフトウェアベースのプロセッシングプラットフォームとMilanオーディオを連携させることもできます。

オーディオチャンネルをMilanネットワークからWindowsアプリケーションへルーティングしてVSTプラグイン処理を行い、MU16経由でMilanネットワークへ戻すことができます。Milanベースのライブサウンド・セットアップにおいて、コンピューターを柔軟なアウトボード・プロセッシングシステムとして活用可能になります。

MU16は極めて低いレイテンシーでの動作に対応しています。最適な設定はコンピューター構成やWindows環境によって異なるため、最小限のレイテンシーと、安定したオーディオパフォーマンスを両立できるようバッファーサイズを慎重に選択し、テストする必要があります。

マルチチャンネルの再生と録音

AVID Pro ToolsやSteinberg NuendoなどのDAWでは、16×16の全チャンネル構成を使用してマルチチャンネルの再生や録音を行えます。

主な用途としては、ライブレコーディング、バーチャルサウンドチェック、バッキングトラックの再生、またはMilanネットワークへ直接アクセスが必要な制作ワークフローなどが挙げられます。

イマーシブオーディオの制作フロー

L-Acoustics L-ISA、Adamson FletcherMachine、d&b Soundscape、Meyer Sound Spacemap Goなどを取り入れたイマーシブオーディオの制作環境において、MU16はWindowsとMilanを結ぶコンパクトな架け橋として機能します。

システム構成に応じて、イマーシブプロセッシングはWindowsコンピューター上で直接動作させることも、専用のプロセッシングハードウェア内で実行することもできます。どちらの場合でも、MU16はWindowsアプリケーションとMilanネットワーク間で、最大16チャンネルのオブジェクト、ステム、またはレンダリングされたスピーカーフィードを伝送できます。

Avid Pro ToolsやSteinberg NuendoなどのDAWでも、MU16を活用してイマーシブ制作、マルチチャンネル再生および録音を行うことができます。MU16はイマーシブオーディオのスタジオ制作からプリプロダクション、ライブサウンドまで柔軟に対応します。

48 kHzおよび96 kHzでの動作とバッファー設定

ASIOコントロールパネルでは、USBオーディオ側の動作を48 kHzまたは96 kHzから簡単に選択できるため、アプリケーションおよびMU16のサンプルレートをMilanネットワークのサンプルレートに容易に合わせることができます。Milanネットワーク自体のサンプルレート設定は、JOYNED DashやMilan ManagerといったMilanコントローラーソフトウェア側で行われます。

バッファーサイズを調整できるため、ユーザーはWindows PCの性能やアプリケーションの要件に応じた、低レイテンシーと安定したパフォーマンスのバランスを調整することができます。

無料で利用可能

JOYNED MU16用ASIOドライバーはWindows 11向けに無料で提供されており、MU16リソースハブからダウンロードできます。

MU16 Windows ASIO ドライバーのダウンロードページはこちら。