Renkus-Heinz 2024年9月プレスリリース より

2024年9月、カリフォルニア州フットヒルランチ – Renkus-Heinzは、最新のRHAON II 2.5.0リリースと同時に、新たなビームステアリング方式の”OmniBeam”をリリースしました。
数十年にわたるステアラブルテクノロジーの専門知識に基づいて構築されたOmniBeamは、ビームステアラブルスピーカーのワークフローを合理化し、最小限の時間と労力で最適なオーディオ品質を確保します。

OmniBeamは、RHAON II 2.5.0上で「Snap to Audience」ボタンを押すだけで、最適化されたオーディオパフォーマンスを提供します。このアルゴリズムは、あらゆる空間のジオメトリへ正確に位置合わせされたカスタムメイドのカバレッジを生成し、可能な限り最前部から最後部まで一貫したオーディオ体験を提供します。

OmniBeamのご紹介

OmniBeamチュートリアル（英語）

「OmniBeamの背後にある原動力となる哲学は、オーディオコンサルタントとシステムインテグレーターの時間を取り戻すことでした」と、Renkus-Heinz の CTO である Ralph Heinz 氏は述べています。

「Renkus-Heinzは、ステアラブルアレイの幾多に及ぶシミュレーションと調整の数々から高度な理屈を取り除いたことで、ビームステアリングが残響が多い空間だけでなく、より多くの会場に適していることを実証しました。これは、景観、統合の容易さ、可能な限り最高のオーディオ体験が最優先事項である場所のためのツールボックスです。」

Renkus-Heinz独自のコントロールソフトウェアの最新バージョンであるRHAON II 2.5.0は、同社のWebサイトから無料でダウンロードできます。
このアップデートにより、RHAON IIには、世界各地のショーにおいて新規テクノロジー部門で受賞歴のあるOmniBeamアルゴリズムが含まれるようになったほか、GLL互換性の追加や特定のスピーカーのファームウェアの更新など、その他の拡張機能が追加されました。

ICONYX Gen5、IC Live Gen5、IC Live X、Iconyx Compactなど、Renkus-Heinzの現世代のステアラブル製品はすべて最新のアップデートに対応しており、今後すべてのプロジェクトだけでなく、既存の ICONYX システムも、この無料ソフトウェアアップデートから OmniBeam のメリットをフル活用できます。

「ビームステアラブルシステムは常に優れた結果をもたらしてきました」とHeinz氏は言います。「しかし、以前のツールには時間と練習が必要でした。OmniBeamにより、何千ものプロジェクトで長年取り組んできた専門知識が、数回のクリックで最適なカバレッジを作成するアルゴリズムに結実し、オーディオコンサルタントやシステムインテグレーターは他のシステム要素に集中できるようになりました。」
「OmniBeam をお客様に提供できることを非常に嬉しく思います」と、Renkus-Heinz のプロダクトマネージャーであるBrandon Heinz氏は熱く語ります。
「OmniBeamは、ビームステアリングスピーカーをできるだけ短時間で使用すると、劇的に優れた結果を得ることができます。
これにより、パートナーは設置と展開にかかる時間と費用を節約できます。これにより、プロジェクトの成功につながります。この新しいアルゴリズムがお客様にどのようなプロジェクトを可能にするのか、楽しみでなりません!」

最新の RHAON II 2.5.0 リリースは、こちらから無料でダウンロードできます。新機能、修正、改善点の完全なリストについては、リリースノートを参照してください。