IPX Controllerにはパスワードを入力すると『Development Mode』にアクセスすることができます。

対象製品:LAB.GRUPPEN IPXシリーズ

Development Modeでできること

Development Modeでは最初の動作モード(User Mode)では設定できないパラメーターを設定できるようになります。

  1. インプットコンプレッサー/RMS リミッター
  2. インプットピークリミッター
  3. アウトプットコンプレッサー/RMS リミッター
  4. アウトプットピークリミッター
  5. パスワード設定
  6. IPアドレス (FAQ:LAB.GRUPPEN IPXシリーズ IPアドレス設定方法

Development Modeへの移行方法


Development Modeは上部タブの[Hardwere] > [Enter Password]からアクセスします。

『ipxopen』 と入力します。
最初のモード(User Mode)に戻るには『Password』と入力します。

※DEVELOPMENT MODEでは[HARDWARE] > [CHANGE PASSWORD]からモードへ移行するときのパスワードを設定することができます。パスワードを設定した場合、デフォルトのパスワードではファクトリーリセット後でも開かれなくなるので忘れないようにしてください。

RMS リミッターの設定

RMS リミッター(インプットまたはアウトプット)にアクセスするには、「RMS Limiter」ボタンをクリックします。
これにより、コンプレッサー/RMSリミッターやピークリミットなどの設定ができます。

コンプレッサー / RMS リミッターで使用できるコントロールメーターは次のとおりです。

  • Threshold
  • Attack
  • Hold
  • Release
  • Ratio
  • Makeup Gain
  • インプット信号の VU(dBu)
  • GR – ゲインリダクションメーター(dB)

パスワード設定

Development Modeでは、2つの領域にパスワード制御をかけることができます。

  1. PRESET
  2. HARDWARE

PRESET

パスワードを設定して、ソフトウェアのアクセスの許可/拒否を設定します。
チェックボックスをオンにすると、プリセットがロックされている場合でもアクセスできます。

HARDWARE

ハードウェアに保存されているプリセットにパスワードを設定することができます。 これらはプリセットとともに保存されないことに注意してください。