Clarity X

マルチフォーマット・モニタリング・システ

◆ スピーチ・コンテンツの明瞭度/了解度向上に役立つ充実したツール群を搭載
◆ iPadからのコントロールが可能な無償アプリを用意
◆ ラウドネス規格に準拠し、ミックスの整合性に貢献するモニター・キャリブレーション機能
◆ ドーズ・マネージメント・メーターによる聴覚保護
◆ 省スペース設計の専用リモート・コントローラー
◆ VZD Variable Impedance Driveヘッドフォン・キャリブレーション
◆ Clarity Xユニットとキャリブレーション・マッチングされた計測マイク付属
◆ 7.1 ch対応LM8ラウドネス・レーダーメーター付属
◆ リスニング空間をシミュレーションするX-Curveスペクトラル・アダプテーション機能
  • イントロダクション
  • スペック
  • マイクレスSPL計測機能
  • 音声シグナル・フロー
  • iPad用Clarity Xアプリ
  • Clarity Xは7.1 chサラウンド対応のマルチフォーマット・モニター・コントローラー。音声の高い明瞭度と了解度を確保するためのインテリジェントなメーター類を搭載し、モニター・キャリブレーション、センターチャンネル・バランス・チェック、ダウンミックス偏差チェック、ラウドネス適合性チェックなど、包括的に高次元の音声プロダクションをサポートする充実した機能を提供します。
    7.1 ch対応/AESコネクションと8 chアナログ出力、MADI I/Oを装備しており、デジタル/アナログの両スピーカー・タイプをフルサポートします。

    モニターキャリブレーション
    適切にキャリブレーションが行われたモニター・システムで、均一のSPLでミックス/再生できる環境を構築することは非常に重要です。
    人の聴覚は、低い再生レベルでは中域を、高い再生レベルでは高域と低域にフォーカスする特性を持っています。これにより、低い再生レベルでミックスを行うと、高域と低域を必要以上に強調したミックスに仕上がる危険性があります。
    Clarity Xには最適な計測マイクが付属されており、パーフェクト・モニター・キャリブレーションを行うための高度なユーティリティー・ツールを搭載しています。

    視覚的フィードバック
    Clarity Xには、モノラル/ステレオ/5.1/6.1/7.1対応の「LM8ラウドネス・メーター」、「センターチャンネル・バランス・メーター」、「SPLメーター」、「ダウンミックス適合性メーター」、聴覚の保護を目的に開発された「ドーズ・マネージメント・メーター」の5種類もの計測メーターを搭載しています。
    聴覚と視覚の両方向から、迅速な音声プロダクションをサポートします。

    高明瞭度を実現したスピーチ・コンテンツ
    スピーチ・コンテンツにおいて明瞭度と了解度を確保することは最優先事項です。通常スピーチ・コンテンツが多く含まれるセンター成分の分布比率を表示する「Center Ratio Meter(センターチャンネル・バランス・メーター)」はスピーチの明瞭度/了解度を把握するキーとなるコンポーネントです。
    TCでは映画、ドラマ、TVといったコンテンツを分析した広範なデータを有し、センター・チャンネルとサラウンド・チャンネルの理想的なラウドネス・バランスの基準を設けています。
    Center Ratio Meterはこの基準に基づいて設計されており、スピーチ明瞭度を把握する上で有益な情報を表示します。

  • 技術仕様
    ◆ フレーム構成 : Clarity X 本体(アナログ出力 8ch, AES I/O 1~8ch, MADI I/O), リモート・コントローラー、3600Aリファレンス・マイクロフォン
    ◆ フロントパネル・インジケータ表示 : ステータスLED表示; 動作状況、ネットワーク、リモート & 同期、 IPアドレス・リセットボタン
    ◆ 仕上げ : ブラック・アノダイズド・アルミ・フェイスプレート、スチール・シャーシ
    ◆ 寸法 : 483 x 44 x 334 mm (1RU)
    ◆ 重量 : 4.7 kg
    ◆ 本線電圧 : 100~240 VAC, 50~60 Hz自動選択
    ◆ 消費電力 : 20 W typ
    ◆ EMC : 準拠規格 EN 55103-1 and EN 55103-2, FCC part 15 class B, CISPR 22 class B
    ◆ 安全 : 準拠規格 IEC 60065, EN 60065, UL 6500 and CSA E65
    ◆ 動作環境 : 動作温度 0°C~ 50°C
    保管温度 -30°C~ 70°C
    湿度 最大90%、結露なきこと

    コントロール・インターフェイス
    ◆ GPI、コントロール入力 (D-dub) : 4マルチ・ステート、マルチ・ファンクション、0 V~3.3 V DCセンシング
    ◆ GPO出力 (D-dub) : 3.3 V DC, 100 mA 電流制限
    ◆ 出力電圧 (D-sub) : 3.3 V DC, 100 mA 電流制限
    ◆ イーサネット及びTC Iconリモート・コントロール : 2 ポート、RJ45、10 / 100 Mbits/s、Base-T、 SNMP有効 
    ◆ Clarity X 5.1 / 7.1リモート・コントロール : RJ45コネクター

    Clarity X 5.1 / 7.1リモート・コントロール
    ◆ コントロール : LED付き 12ボタン、 1 x Valid LED、 1 x ハイエンド・ポテンショメーター
    ◆ 仕上げ : ブラック・アノダイズド・アルミ・フェイスプレート
    ◆ 寸法 : 122 x 77 x 48 mm
    ◆ 重量 : 0.3 kg

    プロセッシング
    ◆ 搭載メーター : 2 x LM9ラウドネス・レーダーメーター、 2 x トゥルーピーク・メーター、 1 x SPLメーター、 1 x ドーズ・メーター、 1 x ステレオ偏差メーター、 1 x センターチャンネル・バランス。メーター
    ◆ 音声入力フォーマット : 2.0, 5.1, 7.1
    ◆ 出力スピーカーセット構成 : ステレオ + サブウーファー x2、 5 chサラウンド + サブウーファー x2、 7chサラウンド + サブウーファー x1
    ◆ プロセッシング音声チャンネル数 : 8イン x 8アウト
    ◆ 音声処理遅延 : 100サンプル、 2.08 ms @ 48 kHz (デジタル入力 > デジタル出力)
    ◆ オンライン・ディレイ : 0~1,000 ms、 単位 : ms、 フレーム : 24 / 25 / 30 / 50, 解像度 : 1msもしくは 0.1フレーム
    ◆ スピーカー・アライメント・ディレイ (スピーカー毎) : 0~100 ms、 解像度 10μsec
    ◆ スピーカー・キャリブレーション規格 : EBR R128, SMPTE RP200, ATSC A/85
    ◆ 合計スピーカー・キャリブレーション誤差 : + / - 0.5 dB
    ◆ スピーカー・チャンネル間キャリブレーション誤差 : + / - 0.05 dB
    ◆ SPL測定 : 40~130 dB (A) SPL
    ◆ 周波数特性DIO : DC > 23.9 kHz + / - 0.01 dB
    ◆ 音声処理解像度 : 40 bit制度、ビット・トランスペアレント
    ◆ 内部サンプルレート : 44.1 kHz, 48 kHz
    ◆ 内部クロック精度 : + / - 30 PPM
    ◆ 外部サンプルレート : 内部サンプルレートと同等、 + / - 1.5 %
    ◆ インターフェイス機能 : 同期、ビット・トランスペアレント
    ◆ デジタルIOエンジン : TC独自 DICETMコア
    ◆ ジッター排除エンジン : System 6000 ベース JETTMテクノロジー
    ◆ ジッタ耐性 (入力部) : > AES3-2009 (マスター、及びスレーブ入力)
    ◆ ジッター排除ローパス・フィルター : < -3 dB @ 10 Hz、 < -100 dB @ 600 Hz、 4th order
    ◆ ジッター・ゲイン (イン~アウト) : < 1 dB
    ◆ 出力ジッター (@ クリーン・ソース) : < 1 nsピーク、 BW, 700 Hz~100kHz

    AES入出力
    ◆ コネクター : D-sub 25 pin (XLR変換ケーブル付属)、 Yamaha pin配列、 2.6 mmスレッド
    ◆ チャンネル数 : 16イン x 16アウト
    ◆ 対応フォーマット : AES/EBU (24 bit)、 AES3
    ◆ ステータス・ビット : In _ 全て受信 / Out _ Pro status bits
    ◆ 準拠規格 : AES3-2009
    ◆ デジタル出力フェイズ : サンプル時間 < 0.5 %
    ◆ サンプル・スリップ前段入力バリエーション : サンプル時間 + / - 49.9 %
    ◆ 入力シグナル耐性 : 0.2~7 Vpp
    ◆ 出力シグナル・レベル : 3.3 Vpp + / - 20 %、terminated

    TOS入力
    ◆ フォーマット : AES/EBU (24 bit), S/PDIF (24 bit), EIAJ CP-340, IEC 60958
    ◆ タイプ : オプティカル (Tos-link)
    ◆ チャンネル数 : 2 x Tos-link
    ◆ サンプル・スリップ前段入力バリエーション : サンプル時間 + / - 49.9 %

    アナログ出力
    ◆ コネクター : D-sub 25 pin、 Yamaha / Tascam pin配列、 M2.6 mm スレッド
    ◆ チャンネル数 : 8アウト
    ◆ フォーマット : グランド・センス設計
    ◆ 出力インピーダンス : 20 Ω
    ◆ フルスケール出力レベル @ 0 dBFS : 最大 +12 dBu アナログ -18 dB DIM
    ◆ ダイナミックレンジ : > 121 dB (@ -18 DIM)、 unweighted、 BW 20 Hz~20 kHz
    ◆ THD + N : < -99 dB @ 1 kHz、 -3 dBFS (@ +12 dBu)、 < -96 dB @ 1 kHz、 - 3 dBFS (@ -18 dB DIM)
    ◆ 周波数特性 : 20 Hz~20 kHz、 +0 / -0.2 dB
    ◆ クロストーク : < -102 dB、 20 Hz~20 kHz
    ◆ D/A変換 : 24 bit、 128x オーバーサンプリング・ビットストリーム
    ◆ D/A処理遅延 : 21サンプル、 0.44 ms @ 48 kHz

    ヘッドフォン出力
    ◆ コネクター : 1/4インチ・フォーン (ステレオ)
    ◆ フォーマット : ハイドライブ、インピーダンス・コンベンゼーション、ショートサーキット・プロテクション
    ◆ 出力インピーダンス : 4 Ω
    ◆ ヘッドフォン・インピーダンス : 8~600 Ω
    ◆ フルスケール出力レベル @ 0 dBFS : +21.5、 +17.5、 +12.5、 +6.5 dBu (ヘッドフォン・インピーダンスによる)
    ◆ THD + N :
    < -93 dB@1 kHz、-3 dBFS、275 Ohmsロード( > 275 Ohmsヘッドフォン・インピーダンス設定時)
    < -86 dB@1 kHz、-3 dBFS、50 Ohmsロード(50~300 Ohmsヘッドフォン・インピーダンス設定時)
    < -86 dB@1 kHz、-3 dBFS、25 Ohmsロード(25~100 Ohmsヘッドフォン・インピーダンス設定時)
    < -75 dB@1 kHz、-3 dBFS、8 Ohmsロード(8~50 Ohmsヘッドフォン・インピーダンス設定時)
    ◆ ダイナミック・レンジ : > 109 dB、 unweighted、 BW 20~20kHz (全ヘッドフォン・インピーダンス設定時)
    ◆ 周波数特性 : 20 Hz~20 kHz、 +0 / -0.2 dB
    ◆ クロストーク : < -102 dB、 20 Hz~20 kHz
    ◆ パワー : 112 mW@600 Ohmsロード( > 275 Ohmヘッドフォン・インピーダンス設定時)
    263 mW@32 Ohmsロード(25~100 Ohmヘッドフォン・インピーダンス設定時)
    ◆ D/A変換 : 24 bit、 128x オーバーサンプリング・ビットストリーム
    ◆ D/A処理遅延 : 21サンプル、 0.44 ms @ 48 kHz

    AUX入力 :
    ◆ コネクター : 1/8 インチ・フォーン (ステレオ)
    ◆ 入力インピーダンス : 500 Ω
    ◆ フルスケール入力レベル @ 0 dBFS : +5 dBu
    ◆ THD + N : < -98 dB @ 1 kHz、 -3 dBFS
    ◆ ダイナミックレンジ : > 105 dB、 unweighted、 BW 20~20kHz
    ◆ 周波数特性 : 20 Hz~20 kHz、 +0 / -0.2 dB
    ◆ クロストーク : < -75 dB、 20 Hz~20 kHz
    ◆ D/A変換 : 24 bit、 128x オーバーサンプリング・ビットストリーム
    ◆ D/A処理遅延 : 29サンプル、 0.60 ms @ 48 kHz

    MADI入出力
    ◆ コネクター : 1 x BNCイン、 1 x BNCスルー、 75Ω
    ◆ 機能 : 音声エンベッド & MADIスルー
    ◆ チャンネル数 : 28, 32, 56, 64入力
    ◆ サンプルレート : 44.1, 48 kHz Variスピード非サポート
    ◆ 準拠規格 : AES10-2008 r2014
    ◆ デジタル出力フェイズ : サンプル時間 < 0.5 %
    ◆ サンプル・スリップ前段入力バリエーション : サンプル時間 + / - 25 % of sample period
    ◆ 入力シグナル耐性 : AES10-2008 r2014 準拠
    ◆ 出力シグナル・レベル : AES10-2008 r2014 準拠

    付属キャリブレーション・マイク及びマイク入力
    ◆ モデル : TC Electronic 3400Aリファレンス・マイクロフォン、 5/8インチ & 3/8インチ・マイクホルダー付属
    ◆ 指向特性 : 無指向性
    ◆ システム準拠規格 : IEC 61672

  • モニターキャリブレーション
    適切にキャリブレーションが行われたモニター・システムで、均一のSPLでミックス/再生できる環境を構築することは非常に重要です。
    人の聴覚は、低い再生レベルでは中域を、高い再生レベルでは高域と低域にフォーカスする特性を持っています。これにより、低い再生レベルでミックスを行うと、高域と低域を必要以上に強調したミックスに仕上がる危険性があります。
    Clarity Xには最適な計測マイクが付属されており、パーフェクト・モニター・キャリブレーションを行うための高度なユーティリティー・ツールを搭載しています。

    視覚的フィードバック
    Clarity Xには、モノラル/ステレオ/5.1/6.1/7.1対応の「LM8ラウドネス・メーター」、「センターチャンネル・バランス・メーター」、「SPLメーター」、「ダウンミックス適合性メーター」、聴覚の保護を目的に開発された「ドーズ・マネージメント・メーター」の5種類もの計測メーターを搭載しています。
    聴覚と視覚の両方向から、迅速な音声プロダクションをサポートします。

    高明瞭度を実現したスピーチ・コンテンツ
    スピーチ・コンテンツにおいて明瞭度と了解度を確保することは最優先事項です。通常スピーチ・コンテンツが多く含まれるセンター成分の分布比率を表示する「Center Ratio Meter(センターチャンネル・バランス・メーター)」はスピーチの明瞭度/了解度を把握するキーとなるコンポーネントです。
    TCでは映画、ドラマ、TVといったコンテンツを分析した広範なデータを有し、センター・チャンネルとサラウンド・チャンネルの理想的なラウドネス・バランスの基準を設けています。
    Center Ratio Meterはこの基準に基づいて設計されており、スピーチ明瞭度を把握する上で有益な情報を表示します。
    Clarity Xはキャリブレーションを行ったモニター情報を記憶します。
    Clarity Xはこの記憶情報を元に、電気的なSPL計測を行うことが可能です。計測マイクを設置することなく、リスニング・ポジションにおけるSPLを極めて高い精度で予測します。
    Clarity Xは送信したテスト・シグナルの結果からモニターの状態を瞬時に解析し、それと同時にドーズ・マネージメント・メーターへクリティカルなSPL情報を送信し、聴覚の健康を効率的に管理することができます。
    日常的に音声プロダクションに携わるエンジニアにとって、スピーカーのパフォーマンス・チェックはミックスの整合性にも影響を及ぼす大切な作業です。Clarity Xの電気的SPL計測機能を使用することで、エンジニアはパフォーマンス・チェックといった煩雑な作業から開放されます。
    電気的SPL計測機能を行うことで、1分以内に下記のチェックを行うことが可能です。
    ◆ スピーカー配置チェック
    ◆ ウーファー&ツイーター基本性能チェク
    ◆ スピーカー・ポジション・チェック
    ◆ SPL評価

    Clarity X

  • Clarity Xに16 ch分の音声ソースと、16 ch分のモニターを接続することが可能です。2 x フルサラウンド・ミックス、もしくは1 x 5.1 ch + 1 x 7.1 chミックス + 1 x ステレオ・リファレンス・シグナルをハンドリングするなど、極めて高次元のルーティングを行えます。

    Clarity X

  • 無償のiPad用Clarity Xアプリを使用することで、スピーカー・キャリブレーションやスイートスポット調整などの作業をワークステーションから離れて行えます。
    アプリ上には常にメーター類が表示されており、Clarity Xモニター・コントローラーの機能も搭載されています。

    Clarity X

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